育成 | (独)農研機構 |
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来歴 | 白桃×あかつき |
満開~成熟日数 | 131~140日 |
収穫時期 | - |
分類 | - |
果粒、果実重 | 260~300g |
糖度 | 13~15度 |
花粉 | 多 |
果実の品質が「白桃」と同等で、花粉を有し生理的落果が少なく、結実性が「白桃」より良い晩生種である。樹姿は中間型、樹の大きさは大、樹勢はやや強い花芽の着生は良く、複芽が多い。花は一重の桃色で花粉を有する。果実の大きさは200g程度で「白桃」よりやや小さい。果実は円形で、果頂部の凹みは浅く、梗あは深く広さは中、赤道部の縫合腺は中である。果皮の地色は白で、着色は多く、着色の濃さは中で、剥皮はやや難である。果肉は乳白色で、果肉内の着色は少、核周囲の着色は多い。肉質は溶質でやや密、果汁は多、甘味は多く酸味は少ない。核は粘核で、核面は平滑である。満開から成熟までの日数は121日~130日で、熟期は「白桃」と同時期かやや早く熟する。日持ちは「白桃」と同等である。自家結実性は強、生理落果は少、核割れは無~微、裂果は無い。