紫玉(shigyoku)
  • 紫玉
育成 (株)植原葡萄研究所
来歴 巨峰高墨系の枝変わり
収穫時期 8月上旬
分類 巨峰系4倍体品種
果房重 400g前後
果粒、果実重 12~16g
糖度 18~22度

早生種。果房は有岐円筒形、自然状態では殆どが無核の極小粒果となり、わずかに有核の小粒果が混ざるが、ジベ処理により、すべて無核の中粒(2.5~3.5g)となり、果房も大となる。果粒の形は自然状態では円形であるが、ジベレリン処理したものは卵形となり、果皮色は「デラウェア」と似た赤褐色ないし紫赤色、果皮は厚く、果皮と果肉の分離は容易、肉質は塊状、甘味は多。成熟期は「デラウェア」より約10日遅い。裂果性は不明であるが、ハウス栽培では見られない。